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シゴトを知る

不動産経営

東宝の強固な財務基盤を支える「陰の主役」

○魅力ある文化的街づくりを展開

「東京に大劇場を作って、安く、面白く、家庭本位に、清い、朗らかな、演劇をご覧にいれたい」。いまから遡ること86年、原点は東宝グループ創業者の小林一三が描いた壮大な夢「有楽町アミューズメント・センター」構想にありました。1930年代には、東京宝塚劇場、日比谷映画劇場、有楽座が続々とオープン。「日比谷や丸の内のオフィスワーカーを中心とした観客層を開拓する」という計画を着々と実現させていきます。上質なエンターテインメントを広くみなさまにお届けしたいという思い、そして“点=劇場・映画館”を“面=街”として捉える発想は、当社に受け継がれてきた「DNA」のようなものです。

東宝南街ビル
新宿東宝ビル

時は流れて1980年代。大阪・梅田「HEPナビオ」からはじまり、有楽町の「有楽町マリオン」「日比谷シャンテ」、渋谷の「渋東シネタワー」など、大都市の中心に位置する恵まれた立地条件を活かし、老朽化した映画館跡地を最大限に有効活用するべく、不動産経営部が再開発を手掛けていきます。

2000年代に入ると、「東京宝塚ビル」「東宝シアタークリエビル」「札幌東宝ビル」「名古屋東宝ビル」「東宝南街ビル」「京都東宝ビル」「仙台東宝ビル」「広島東宝ビル」などの主要ビルを相次いで再開発。2015年には“TOHOシネマズ×ゴジラヘッド×不動産開発”の組み合わせが実現し、当社事業の象徴ともいえる「新宿東宝ビル」が新宿・歌舞伎町にオープンしました。

そして2018年。「日比谷を日本版ブロードウェイに」との構想を掲げ、開業30周年を迎えた「日比谷シャンテ」を大リニューアル。ショッピングセンターの改装に留まらず、新しい広場「ゴジラスクエア」を中心として、当社創業の地である日比谷の街全体を生まれ変わらせました。

今後は2019年に福岡の「天神東宝ビル」が竣工を迎え、数年以内には日比谷「東宝ツインタワービル」の再開発が控えています。

「映画・演劇の東宝」は不動産の分野においても、人々に「夢と感動のおもてなし」を提供するべく、これら一連のプロジェクトを推進しています。全国120の所有不動産の有効活用は、当社の経営基盤を支える大きな柱になっているだけではなく、日本各地において、映画・演劇・アニメーションその他のコンテンツと連携した当社ならではの街づくりを推進することによって、周辺地域の活性化を図り、社会貢献を果たしたく考えています。

東宝シアタークリエビル 日比谷シャンテ 有楽町マリオン 京都東宝ビル 仙台東宝ビル 東京宝塚ビル
営業室/西日本営業室
営業室は東日本地区(北海道から関東甲信越まで)、西日本営業室は西日本地区(愛知県から九州まで)に所有する土地建物の入居者募集、賃料改定の交渉、契約書面の作成、テナントとの日常的な折衝業務を行っています。
第一企画室/第二企画室
所有物件の有効活用に関する企画立案を行います。東宝の保有物件の再開発において中心的役割を果たします。
資産管理室
所有する土地・建物などの固定資産を管理しています。土地・建物にかかる固定資産税、償却資産税、事業税の申告や、各物件を災害などから守る損害保険、リース物件の管理と多岐にわたります。
施設管理室
建物の修理、保全、メンテナンスに関する整備計画を立て、実施しています。
業務室
テナントへの請求業務、支払業務、入金管理等を行っています。
東宝日比谷ビル営業室
日比谷のシンボル的存在のショッピングセンター「日比谷シャンテ」の運営を行います。テナント管理・フロア営業などのほか、年に2回開催される「シャンテバザール」の統括も行います。
東宝スタジオ経営室
東京・成城にある国内最大級の撮影所「東宝スタジオ」の運営・管理を行います。
広大な土地は、​映像関連だけでなく、商業関連の施設としても活用しています。

不動産経営部 営業室 営業課長
中嶋 孝行

オフィスや商業施設などのテナントから家賃をいただくことで収益として成り立っています。テナントがより快適で、また周辺が街として賑わうよう、所有しているビルの立地や特性を生かしたテナント誘致など戦略的な営業を展開しています。映画・演劇の会社らしくエンタテインメントと融合させながら、建物としての“ハード面”と、よりよい環境を創り出す“ソフト面”の担当が一緒になって利便性を追求するところは、東宝ならではの不動産経営です。