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採用情報
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こちらのページでは2023年3月から6月にかけて実施された2024年度新卒採用選考の情報を、一般公開されていない数字や担当した人事部からのコメントも交えて大公開します!ぜひ参考にしていただければと思います。
※24卒採用の選考フローであり、本年度では変更になる可能性があります。あくまでも参考としてください。
昨今では企業の選考情報をネットで簡単に取得できるようになりました。しかし、そこには誤った情報や数年前の情報があたかも最新情報かのように掲載されていることもあります。そこで今回、2024年度新卒採用選考の選考フローや人事視点のコメント、通過率などを開示します。東宝を志望してくださる皆さんは、こちらの情報を参考にしてください。
通過率 20%
STEP 1
書類選考エントリーシート/自己PR動画
2023.3.1 3.20
書類選考はWEB上で記入するエントリーシートと自己PR動画の2つを提出していただきました。動画は何度でも撮り直し可能で、テーマは「1分間で自己PRをお願いします。当社でやりたい仕事を踏まえて、あなたらしさを表現してください。」でした。
通過率 100%
STEP 2
WEBテスト
2023.4.14 4.21
WEBテスト(「WebGAB」)は、書類選考を通過された方に、ご自宅で受検していただきました。次のグループディスカッション選考と合わせて合否判定をしましたので、WEBテスト単体では全員が通過しました。
受検期間がタイトなので、受検忘れだけには注意していただきたいです。
WEBテストの受検が終了すると、グループディスカッションの日程予約が可能となる、という流れでしたので、スケジュールが詰まっている人はすぐにテストを受検して日程予約することをお勧めします。
通過率 70%
STEP 3
グループ
ディスカッション
2023.5.8 5.11
4〜6人で1グループのWEBグループディスカッションでした。一つのテーマについて議論し続けるのではなく、最初に提示されるテーマに対する3つの答えの中から、制限時間内にグループで一つ選択します。選んだ答えに応じて新たな情報と選択肢が追加されていく展開形式のディスカッションでした。
一つ一つのディスカッション時間が短いので、合議と判断をスピーディーに行うことが非常に重要です。また、グループ単位の評価ではなく、お一人おひとりのグループでの活躍をみています。そのため、全員が通過するグループもあります。同じグループになった受検者とは互いに協力し合い、ディスカッションをより良く発展させる発言や行動が望ましいです。
最初に簡単な自己紹介の時間が与えられ、メンバーとも少しだけ打ち解けあえたので、あまり緊張せずに参加できました。オンラインならではの発言被りはあるので、うまく譲り合いつつ、大事なことはしっかりと意見しました。展開形式のディスカッションは面白く、意外な展開に笑っちゃう場面もありました。
通過率 40%
STEP 4
1次WEB面接
2023.5.16 5.19
時間は10分程度。受検者1名、面接官2名のWEB面接です。主に志望動機を伺いながら、一問一答ではなく会話をしながら、ESの記載内容を万遍なく質問しました。同じ時間帯に多くの受検者と面接を行っていましたので、面接日程によって面接官は異なりました。
ESは文字数に限りがあるので、面接では記載内容の「具体」を伺います。記載したことだけでなく、その背景やきっかけなどを話せるように準備しておくと良いと思います。特に、志望動機については何度も「なぜ?」を自問自答していくと、解像度が高くなります。また、映画や演劇、アニメの部署を志望するのであれば、好きな作品に明記したものは、その理由などを話せると良いと思います!
とにかく10分は短いです!あっという間です!なので、アピールするために長く話したくなりますが、むしろ言葉のキャッチボールを大事にして、回答は端的に伝えることを意識しました。志望動機は「入社したい理由」に加えて、「入社後にどう活躍したいか」「どうして映画なのか」などについても抽象的ではなく、しっかりと言語化できるように対策していました。
通過率 40%
STEP 5
2次WEB面接
2023.5.23 5.24
時間は15分程度で受検者1名、面接官2名のWEB面接でした。1次選考通過者には「履修履歴データベース」への登録をしていただき、学業成績とES設問の「学生時代にチャレンジしたこと」をメインの質問としました。こちらの選考も面接日程によって面接官は異なりました。
2024年卒の学生はコロナウイルスの蔓延により、学生時代の課外活動がかなり制限されていたことを考慮し、課外活動だけでなく、学業面での努力も評価として重きをおいていました。勉学、部活、サークル、バイト、留学など、どこで頑張ったかではなく、その中でどう考え、行動し、成長したかといった点に注目しました。
1次面接よりも時間は伸びましたが、それでもあっという間!という印象です。課外活動についてはESではよくある設問なのでしっかりと答えられましたが、学業面は改めて「どんな努力をしたか」と聞かれた際に明確に答えるのが難しく、準備しておけば、より自分ならでは言葉で伝えられたのでは、と感じました。
通過率 50%
STEP 6
人事役員対面面接
2023.5.31 6.2
2次面接を通過した受検者には本社(東京都内)に来ていただき、対面での面接を実施しました。時間は15分程度で受検者1名、面接官は人事役員・人事部長を含む6名でした。全方位から質問し、熱意や志望度をはかりました。
※海外大学に在籍・留学中の学生に関してはオンラインで実施。
初の対面選考なので面接官としては楽しみでしたが、6名と対面するという特殊な状況に緊張される受検者が多い印象です。ここまでの選考でお伺いした内容を全て踏まえ、さらに踏み込んだ質問をしました。また、就活状況なども簡単にヒアリングしましたが、評価の対象外であり、この時点では多くの企業の選考を受けられていて当然ですので、正直に教えてほしいです!
面接会場に入った瞬間、面接官6名という人数にびっくりしました。ある程度自分のことを知ってくれている上での質問なので、内容はかなり鋭く、その場で自分なりの考えをしっかり話す必要があったのかなと思います。内定者同士で東宝の選考を振り返っても、この人事役員面接が鬼門だったという人が一番多いです(笑)
通過率 80%
STEP 7
最終面接
2023.6.9
東宝本社(東京都内)にて実施する最終選考です。時間は5分で受検者1名、面接官は社長を含む役員7名でした。非常に短い時間ですが全方位に質問をしました。
※海外大学に在籍・留学中の学生に関してはオンラインで実施。
最終選考は経営陣の評価です。しかも面接会場には人事部が入りません。そのため、最終選考の数日前に人事部との簡単なオンライン面談をセッティング。ここまでの選考を振り返りアドバイスをしながら、人事部も皆さんがベストを出せるようフォローアップをしました。
気づいたら終わっていました(笑)自分の志望部署を担当されている役員はもちろんですが、その他の役員からも質問が来ますので、企業研究の深さと広さの両面が最後の5分で試されたような気がします。守りに入って後悔はしたくなかったので、想いをそのままぶつけました。
内定
合格者には人事部から直接お電話をします。内定後は面談を実施し、入社意向を伺います。また、同期との仲をふかめていただくよう、早々に内定者集合イベントを開催します。
エントリーシート設問
Q1
大学・大学院でのめり込んだ授業について教えてください。
200字Q2
保有する公的資格や、得意な外国語はありますか?
箇条書き150字Q3
部活動・サークル・アルバイトなどの課外活動は行っていましたか?
箇条書き150字Q4
好きな映像作品または演劇作品を、優先度の高い順に3つ教えてください。
各30字Q5
優先度の最も高い作品について、その理由を教えてください。
150字Q6
映画・演劇関連「以外」の特技・趣味はありますか?
100字Q7
あなたが「自伝」を発刊すると仮定したら、その本の「帯」につけるキャッチコピーは何ですか?
30字Q8
世の中のルールを一つだけ変えられるとしたら何を変えたいと思いますか?
30字Q9
大学・大学院生活で「チャレンジ」したことは何ですか?
400字Q10
人生の転機となった経験・出来事を3つ教えてください。
各30字Q11
進路先を決めるうえで重視する要素を3つ教えてください。
各20字Q12
当社を志望される動機は?
300字Q13
当社で希望する職種を3つ選んでください。
選択式Q14
当社というフィールドで、どのように成長し、社会で何を実現したいと思いますか?
300字
面接官
自分らしさを出してほしい!
面接可能な人数まで絞り込む必要があるため、必然的に最初の選考は倍率が高くなってしまいます。ただ、書類選考は準備をどれくらいしたかがよくわかります。まずは伝わりやすい構成を意識し、また、誰にでも当てはまる内容ではなく、自分なりのオリジナリティある話を盛り込んでいただきたいです。動画に関しては1分制限というルールを守りつつ、ご自身の人柄が表現された自由な動画を期待しています!
内定者
ありとあらゆる引き出しを!
エンタメ業界の中では比較的レギュラーな設問でした。設問数は多いですが、一つ一つの文字数は少ないので書きやすく、何か一つの話を詳しく記述するというより、様々な経験や価値観を短く多角的に表現する必要がありました。動画はとにかく明るくハキハキ話し、映画のチラシやグッズを持って印象に残るように撮りました!動画はアップロード形式ではなく、その場で撮影する形式なのでそこは注意しました。